せんせ、すき!
今はHRだし生徒は

教室にいるはず…

だとしたら、あの子が

俺のクラスの生徒か。

と思い、俺は声を掛けた。


「あの、真山だよな?」

はい。と振り向いた生徒は

高校生とは思えないくらい

可愛かった。

丸い二重の目に、スラッとした

細長い手足、クルクルな髪…

俺は我を忘れて、真山を

見ていた。
< 6 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop