せんせ、すき!
「あの−、先生ですよね?」

その真山の言葉で、俺は我に
かえった。

「あ、ああ。」

「私、1年の真山くるみです。クラスに行こうとしたんですけど迷っちゃって…。遅刻しました!すみません。」

真山は必死になって謝っている。
その姿が可愛くて吹き出してしまった。
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