瑠璃色の華
「では、山崎様紅を…。妹をよろしくお願いいたします。」

蓮がそう言って頭を下げると桃も「姉上様をよろしくお願いいたします。」と言って頭を下げた。

「任しときー。」
山崎は紅の頭をポンと軽く叩きながら言った。

「んで、蓮。お前は俺の部屋だ。」

その言葉に桃と紅は「姉上様をよろしくお願いいたします。」と言って土方に頭を下げた。

「さて、これで全て決まったかな?」

近藤が言うと、全員が頷いた。

「では、一条姉妹の紹介は夕餉の時にするとしよう。あまりそれまでは他の人に遭わないようにするように。」

コクンと3人は首を縦にふった。

「では、ひとまず解散。」

近藤のその言葉にそれぞれ立ち上がり部屋へと戻っていった。
< 55 / 109 >

この作品をシェア

pagetop