キラキラ☆
「宮田!!お前は何度言ったら分かるんだ!!」


案の定、あたしは谷口に怒鳴られた。


「なんなんだ!!この化粧は!!それにそのスカート丈!!」


ヒステリックな声が頭に響く。うるさい…


「別にいいじゃん!」


いつもの言葉があたしの口から出た。



あたしのその態度に谷口はキレた。


「お前はそうやって、教師をバカにして!!その髪も自分で戻す気はないんだろ!?
来い!!!俺が戻してやる!」


「痛っ!!」


谷口はあたしの髪をわし掴みにした。そして、そのまま引っ張って体育館の外に連れて行こうとした。


周りの生徒がざわつく。



「いってぇな!!離せよっ!」


あたしは痛くてそう叫んだ。



「谷口先生!やり過ぎです!」


杉村先生が止めに入る。
他の先生達も走って来る。


「宮田には担任の僕からちゃんと言い聞かせます。」


「言ったってわからんのですよ!!こういう生徒は!」


谷口の怒りは収まらない。


「ですが、これじゃ、体罰です!」


杉村先生のこの言葉に、谷口は反応し、舌打ちすると、髪を掴んでいた手を話した。


あたしは乱れた髪を整える。



「帰りのHRが済んだら職員室に来い!」


谷口はあたしにそう言い放つと体育館を出て行った。
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