極彩色のモノクローム


ね、奈々。


奈々は彼を見て、何て言うだろう。


『奈津が選びそうなタイプ。』


そう言われた気がして、

私は目を開けた。


そこに奈々はいないけど、

隣には、

愛する人がいる。


彼は、まだ目を閉じて手を合わせていた。


何をそんなに熱心に祈っているんだろうか。


私の視線を感じたのか、
マスターはようやく目を開けた。



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