赤ずきんちゃん×オオカミくん
出会い頭の衝突ってまるで恋の始まりみたい!!…まぁ有り得ないけど。
転んでもめげずに鼻歌を歌いながらスキップをしているセロシアを木の影から見つめる人が一人。
―うぅ お腹減った… あの子美味しそうだなぁ…
オオカミの耳を生やした男の名はアルバ
彼は顔は怖いくせに中身は臆病者というなんとも残念なオオカミだ
そんな臆病な彼なのでセロシアを襲えるワケがなくこうしてずっとストーカーのように付きまとっているのである。
「…アレ、なんかオレ 今スゲーむなしいかも」
「なにが?」
「え、そりゃあんな娘一人襲えないなんて…ってわぁっ?!!」
後ろからの声に思わずびっくりしてしまったアルバは大きな声をだしてしまった
オオカミの耳が生えていて銀髪で長髪の男は急いでアルバの口を押さえて自分の口に人差し指を当てて静かにするように合図した
幸い、寄り道で頭がいっぱいになっていたセロシアには聞こえていなかったらしく振り向きもしなかった
「ふー、危ない危ない。 危うくバレるとこだったぞー?」
銀髪の男はそう言いながらアルバのおでこをコツン、と小突いた
アルバはムッとしながら反論する
「うっうるさいぞラグラス!! てか何の用だ?」
ラグラスと呼ばれた銀髪のオオカミの耳を生やした男はニヤッと笑った
―うぅ お腹減った… あの子美味しそうだなぁ…
オオカミの耳を生やした男の名はアルバ
彼は顔は怖いくせに中身は臆病者というなんとも残念なオオカミだ
そんな臆病な彼なのでセロシアを襲えるワケがなくこうしてずっとストーカーのように付きまとっているのである。
「…アレ、なんかオレ 今スゲーむなしいかも」
「なにが?」
「え、そりゃあんな娘一人襲えないなんて…ってわぁっ?!!」
後ろからの声に思わずびっくりしてしまったアルバは大きな声をだしてしまった
オオカミの耳が生えていて銀髪で長髪の男は急いでアルバの口を押さえて自分の口に人差し指を当てて静かにするように合図した
幸い、寄り道で頭がいっぱいになっていたセロシアには聞こえていなかったらしく振り向きもしなかった
「ふー、危ない危ない。 危うくバレるとこだったぞー?」
銀髪の男はそう言いながらアルバのおでこをコツン、と小突いた
アルバはムッとしながら反論する
「うっうるさいぞラグラス!! てか何の用だ?」
ラグラスと呼ばれた銀髪のオオカミの耳を生やした男はニヤッと笑った