赤ずきんちゃん×オオカミくん
「イヤー、話せば長くなるんだけど端的に言うとだね
キミがさっきからウロチョロしてるのをずっと観察してたらなんとびっくり可愛い女の子を見付けちゃった! これは食べなきゃ損するゾっ☆
ってワケさ」
ラグラスは腕を組んでフン、と鼻を鳴らしながら仁王立ちする
アルバはあきれて溜め息をつきながらセロシアを指差した
「あーのさ、ラグラス? アレは、オレの、ご飯にしようかなって考えてんだけど」
チラッとセロシアを見ながら話すとラグラスはキョトンとしていた
「…マジで? お前が? っそうか!! 分かった手伝ってやるよ!!」
「何故そうなるっ?!!」
アルバのツッコミを余所にセロシアへと一直線に突き進むと何処から出したか分からない花を一輪片手に持って立ちはだかった
「…なんですかオオカミさん」
「イヤ、ね キミが何か捜し物をしてそうだったからね 一つ提案を持って来た次第さ」
「提案?」
特に警戒せずにそう訊くとラグラスはバッと方向を明後日に変えた
「向こうにね 大きな花畑があるんだよ 気にならないかい?」
「別に花とか好きじゃないんだけど」
ピッシャアン!!
ラグラスに雷が落ちた模様。
―なっなんだと…?!!女の子が花を好きじゃないだなんてっ…
キミがさっきからウロチョロしてるのをずっと観察してたらなんとびっくり可愛い女の子を見付けちゃった! これは食べなきゃ損するゾっ☆
ってワケさ」
ラグラスは腕を組んでフン、と鼻を鳴らしながら仁王立ちする
アルバはあきれて溜め息をつきながらセロシアを指差した
「あーのさ、ラグラス? アレは、オレの、ご飯にしようかなって考えてんだけど」
チラッとセロシアを見ながら話すとラグラスはキョトンとしていた
「…マジで? お前が? っそうか!! 分かった手伝ってやるよ!!」
「何故そうなるっ?!!」
アルバのツッコミを余所にセロシアへと一直線に突き進むと何処から出したか分からない花を一輪片手に持って立ちはだかった
「…なんですかオオカミさん」
「イヤ、ね キミが何か捜し物をしてそうだったからね 一つ提案を持って来た次第さ」
「提案?」
特に警戒せずにそう訊くとラグラスはバッと方向を明後日に変えた
「向こうにね 大きな花畑があるんだよ 気にならないかい?」
「別に花とか好きじゃないんだけど」
ピッシャアン!!
ラグラスに雷が落ちた模様。
―なっなんだと…?!!女の子が花を好きじゃないだなんてっ…