赤ずきんちゃん×オオカミくん
どこへ進めばいいか分からない
来た道でさえもあやふや
ーこんなことになるなら動かなきゃ良かった・・・!!!
半分泣きながら来た道であろうと思われるところを歩いていく
《ガアガアッ!!!》
「ひあぁぁっ?!」
バサバサッと何羽かカラスが羽ばたいていく
怖くて進めなくなってしまったセロシアはしゃがみこんでしまった
はたはた、と地面に雫が落ちる
ーア、ルバ・・ なんでおいていっちゃったの?!
起きたらアルバがそばにいると信じてた
そんな保障はどこにもありはしないのに
あれはヘタレでもオオカミ。
人間と共に行動しているほうがおかしいのだ
そう自分に言い聞かせて涙を止めようとする
だが、そう思うほど涙はとまることを知らずに次から次へとあふれてくる
「ふっうぅ・・・ アルバのバカぁぁっ!!!!」
ガサッ
何かが草の中で動くことがした
反射的に服の下からショットガンを2丁取り出すとそこに向かって弾が切れるまで撃ち続けた
来た道でさえもあやふや
ーこんなことになるなら動かなきゃ良かった・・・!!!
半分泣きながら来た道であろうと思われるところを歩いていく
《ガアガアッ!!!》
「ひあぁぁっ?!」
バサバサッと何羽かカラスが羽ばたいていく
怖くて進めなくなってしまったセロシアはしゃがみこんでしまった
はたはた、と地面に雫が落ちる
ーア、ルバ・・ なんでおいていっちゃったの?!
起きたらアルバがそばにいると信じてた
そんな保障はどこにもありはしないのに
あれはヘタレでもオオカミ。
人間と共に行動しているほうがおかしいのだ
そう自分に言い聞かせて涙を止めようとする
だが、そう思うほど涙はとまることを知らずに次から次へとあふれてくる
「ふっうぅ・・・ アルバのバカぁぁっ!!!!」
ガサッ
何かが草の中で動くことがした
反射的に服の下からショットガンを2丁取り出すとそこに向かって弾が切れるまで撃ち続けた