赤ずきんちゃん×オオカミくん
「・・・その べ、別に捜してくれなんて言ってないんだからね!! 一応感謝だけはしてあげても良いわよ?」
ーってこんなこと言いたかったんじゃなーいっ!! 私のバカ・・・
感謝の言葉を言おうとしたら悲しいかな、気持ちと正反対の言葉が出てしまった
こんなに己の性格を悔やんだのは何年ぶりだろうか
「うん、セロシアの良いたいことはよく分かった じゃあオレはこれで」
「え、え? ちょっとアルバ!?」
くるっとセロシアに背を向けて森の奥へといってしまう
早く彼を止めなければ
でもどうしたらいい?
素直に気持ちを伝えたい
・・イヤ、伝えなければ!!
ほとんど姿が見えなくなってしまったアルバを急いで追いかける
走って走って、息が切れようとも走り続ける
今やらなければもう二度と逢えない気がしたから
「あ、アルバ!! まって、私っ・・・!!」
さすがに酸素が足りなくなってしまい立ち止まったセロシアはそう呟いたあと深呼吸した
ー言いたいこと ちゃんと、言わなきゃ!!
いつも言いたいことを言えずに正反対のことを言ってしまって悔やむ自分とはもうサヨナラだ
今だけで良い
神様、いるならどうか。
私に勇気を!!!
ーってこんなこと言いたかったんじゃなーいっ!! 私のバカ・・・
感謝の言葉を言おうとしたら悲しいかな、気持ちと正反対の言葉が出てしまった
こんなに己の性格を悔やんだのは何年ぶりだろうか
「うん、セロシアの良いたいことはよく分かった じゃあオレはこれで」
「え、え? ちょっとアルバ!?」
くるっとセロシアに背を向けて森の奥へといってしまう
早く彼を止めなければ
でもどうしたらいい?
素直に気持ちを伝えたい
・・イヤ、伝えなければ!!
ほとんど姿が見えなくなってしまったアルバを急いで追いかける
走って走って、息が切れようとも走り続ける
今やらなければもう二度と逢えない気がしたから
「あ、アルバ!! まって、私っ・・・!!」
さすがに酸素が足りなくなってしまい立ち止まったセロシアはそう呟いたあと深呼吸した
ー言いたいこと ちゃんと、言わなきゃ!!
いつも言いたいことを言えずに正反対のことを言ってしまって悔やむ自分とはもうサヨナラだ
今だけで良い
神様、いるならどうか。
私に勇気を!!!