愛する意味
涼太は部屋の鍵をしっかりと握り、舞の手もぎゅっと握っていました。


いつもより力が入っていたのか、少し痛かった。

エレベーターに乗り最上階の8階へ到着。



この階は1部屋しかありませんでした。


おかげで迷うことなくお部屋に到着…


2人の緊張はMAXです!

ドアには鍵がかかっていたため涼太は預かった鍵で開けました。



涼太はドアを開け、舞を先に部屋に入るよう促しながら背中を押しました。


入り口で靴を脱ぎ、


『おじゃまします』


涼太は大爆笑!


『なんで笑うの?』


『ホテルきておじゃまします言ったやつはじめて見たし聞いたこともねぇよ』


舞はめちゃくちゃ赤面…


『そんな舞がかわいいよ』


長い廊下を歩き部屋へのドアを開けました。



涼太はホテル経験者だろうけど、舞ははじめてだったからかなり挙動不審になってたと思う。

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