夏の幻




『シロはあたしの、最高の光でした』



…俺もだよ、ミーコ。


最後まで騙されっぱなしだったけど、


俺にとってのミーコも、最高の光だった。





一瞬で消えていく、流れ星の様だったミーコ。

それでもその流れ星は、俺の中にずっと輝き続ける。











…ねぇミーコ。


君はあの太陽が見せた、


ひと夏の幻だったのかな。






眩しいほど鮮やかで、思わず目を細めてしまいそうな幻。


でもその幻の温もりを、俺はちゃんと覚えてる。



…きっとずっと、忘れない幻。









そうだよな、


ミーコ。










……………







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