〜恋色〜
太陽の下、真剣にボールを追ぃかけてた。
キーーーーンッ
金属バットの音と同時に走り出す球とランナー。
三遊間を抜けそぅな球を尾川くんゎ後ろ向きにキャッチし、一塁へ送った。
「ァウトーーッ!」
今のめっちゃカッコイィ。
「きゃー尾川先輩〜!!」
「めっちゃカッコイィ!ゃばぃねんけどどぅしよう〜」
周りでキャーキャー騒ぃでる2年生。
このためだけに学校来たんかな?
「尾川ゃばぃなぁー」
「今のも抜けてぉかしくなぃ球ゃったしなぁ〜」
「ぁぃつの守備で右に出るゃつゎぉらんでなぁ…」
控ぇの先輩達が話してるのが聞こぇた。
へぇ〜そんなに上手やったなんてしらんかったし…
マゥンドにぃる尾川くんがぃつもョリずっとカッコョク見ぇた。
ドキドキ…
心臓まで鳴り始めてるー…
途中で尾川くんゎ別の人と交代した。
どこにぃるかと探してたらこっちに向かってきてた。
「尾川くん!」
「ぉお!ぉ前きてたんかッ!サンキューな☆」
タォルで額の汗をぬぐぃながらニコッと笑ぃかけてきた。
その笑顔に…
KOです(笑)