容姿端麗6人組


屋上に行こうと後ろを振り返ったら、廊下に先輩達の姿が見えた。

私は仕方なく、教室のドアに近付いた。


「何の用です?」


私の態度は、先輩の機嫌を余計に悪くさせたらしい。

胸倉を捕まれ、壁に叩き付けられた。

教室は、一瞬で静になった。

驚きのあまり、誰も口を開かない。


「さっきは、よくも俺を蹴ってくれたな。どうなるか分かってんだろ?」

「私だけが悪者みたいに言われてますけど、ちゃんと順序を思い出してください。先に手を出したのはそっちですよ?」

「足を出したのはそっちだぜ?」

「知ってます?そういうのを、へ理屈って言うんです。」


私は先輩とにらみ合ったまま。生徒は私達に注目。


そんな時に先生登場。

Niceタイミングっ!















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