容姿端麗6人組
直ぐに来て、って言われちゃったけど。
行った方がいいのかな?
病院………
俊の身に何かあったってこと?
もしかして………
さっきの胸騒ぎは、これ?
不安で不安で、仕方なかった。
…………行かなきゃ。
なぜか、そう思った。
「智、ごめんっ。私、俊のところ行かなくちゃ。今、俊が病院にいて…、あの……。」
上手く説明できない。
智がこんなにも苦しそうで……
側にいてあげなきゃいけないのに。
私が選んだのは、
………………………俊だった。
なぜか不安で。
早く行かなきゃ、って。
頭では、
目の前にいる智のことが心配で……
側にいなきゃいけない、って思ってる。
看病するって決めたのに。
でも、心臓がドクドクして……
俊が頭から離れなくて……
「行ってこいっ////……それが、お前の答え。そう、思っとく………///////」
まだ、熱は下がってないし。
辛いはずなのに………
笑って送り出してくれた。
「ごめんっ、ごめんなさい………」
私は謝って、智の家を出た。