日本女児VS肉食獣
「……おい」
「?」
「……俺も行く」
「?なんで?」
「……この噴水、1日に2回止まんだ。それが最後の今の」
「へー…じゃあ僕、運がいいんだね。初めて見たよ。噴水が止まるとこなんて」
「………そ」
ワシャー
「「あ」」
噴水が再開してしまった。
「ど、どうするのっ?!君っ」
「……柊葵」
「へ?」
「…柊葵だ。俺の名前」
シュウキ?
「柊葵って呼べばいいの?」
「…あぁ」
とりあえず、顔が見えないと、話した感じがしない。
「柊葵っ僕が引っ張るから、この水圧に負けないでよ」
「……俺がそんなのに負け…」
ジュババババッ
「………負け…そうだね?」
「………」