日本女児VS肉食獣
「情報って、第2の桂さんのだけでよくない?」
「あ、俺のことは暁輔でいーっす」
「あぁ…はい。えっと、暁輔のでよくない?」
タイミングは悪いが、第2の桂さんなどとながったらしい名前には飽き飽きしていたところだったので、まぁよしとしよう。
「…いや、もう少し調べる必要がある」
「トシが何で巻き込まれたのか…だろ?」
「そうね。そこよ」
…そこよって…
いや、やっぱり帳にとっては、ここが1番大切なんだ。
今、帳の親友さんが入院してる病院が関係あるんだよね…?
よし。
まずは病院の評判から裏の取引まで調べあげよう。
「暁輔、パソコン貸して」
「うす!」
僕は暁輔からノーパソを受け取り、キーボードを打ちはじめた。