キミの隣のイケメン君.
「またあとでね。」
杏は俺に袋を渡すと駅の方面に逃げるように行ってしまった。
なんだ?あいつ…
もらった袋を開けると、中から雑なミサンガとユニホームに俺の番号とローマ字で名前が入っているお守りが入っていた。
不器用な奴。
寮に戻ると、光樹が起きて準備をしていた。
「おっはーよっ!朝からどこ行ってたんだよ!」
朝からテンション高いな。
「杏が来てた。」
「山崎が?そーいえば、リツの家でお泊りって言ってたな。」
そうなんだ。だったらこれ昨日作ったのか?
「なんだそれ?」
俺が手に持っていたお守りを見て言った。
「杏から貰った。」
お守りはバックにミサンガは足につけた。
「気合入れて行きますか!!」
光樹に背中を叩かれて、寮を出た。
唯一、俺と光樹だけが1年でメンバーに選ばれている。