キミの隣のイケメン君.
杏side

「おはよう。」

学校について何人かと挨拶を交わして、席に着いた。隣の席には宮城さんが座っている。

今チャンスかも!

「おはよう、宮城さん。」

「おはよう。ね、話があるんだけど放課後空いてる?」

えっ?

「空いてるよ」

意外だった。こっちから話をかけようとしたのに…なんか調子を狂わされたような気がしたけど、やっと話ができると思うと少し嬉しい



放課後になって、乃々には話しておいたから、先に帰ってもらった。

「教室では話しにくいから、違うところに行っていい?」

教室には数人残っていて雑談をしている。

「いいよ。」


宮城さんに連れられたさきは、屋上だった。もう夕方だからオレンジ色の夕日が眩しくこっちを向いている。

「話って?」

「瞬を助けて欲しい」

宮城さんが頭を下げた。

「えっ?」

佐原君を助ける?何から?

あたしの頭の中は?だらけにたった。

「どういうことなの?よく意味が分かんないんだけど?」

「ああ見えて瞬は女性恐怖症なの。」

「嘘だぁ」

「嘘じゃない」

宮城さんの迫力に負けそうになった。

「彼に許可なしにこういうことを話すのはよくないと思うんだけど。」

すごく迷っている表情を浮かべた。

「話してよ。誰にも言わないから」

「わかった。」

宮城さんは決心した感じに返事をくれた。

「瞬はあたしの元彼なの」

やっぱりそんな感じがしてた。




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