キミの隣のイケメン君.
「うん。瞬は一度別れた子とは絶対付き合わない主義だから。」

素直に宮城さんは話してくれた。



その時、チャイムがなった。

「もう施錠の時間になるよ。帰ろう」

かなり夕日が沈んで、月がうっすらと見え始めた。

「そうだね。ね、明日瞬の部活、一緒に見に行こう。」

「いいよ。リツちゃんって呼んでいい?あたしのこと杏でいいから」

もう友達だよね?こんなこと頼まれるんだから

「いいよ。」

にっこりと笑ってくれた。初めて見たかも知れない…


リツちゃんは学校の近くに住んでるらしくて、正門の前で別れた。




翌日

「なんか変なメンツね?」

乃々がリツちゃんを見てそう言った。

「乃々ちゃんって読んでもいい?」

リツちゃんが乃々に聞いた。

「呼び捨てでいいよ。あたしもリツって呼ばしてもらうから。」

乃々なんかリツちゃんに敵意識でも持ってるみたい。

「リツと佐原くんってどういう関係なの?」

「杏から聞いてないの?瞬はあたしの元カレだよ。今は友達ってところかな」

そこまでは話していいんだ。

「2人とも早く行こうよ。」

あたしがせかしてやっと学校を出て青華に向かった。




「あたし彼氏の所行ってくるね!そのまま帰っていいから」

乃々が走って体育館に向かって行った。

「乃々って可愛い子ね」

リツちゃんが笑った。

「佐原くんの所行くんでしょ?早く行こう」

「うん。」

グランドに行くともうすでに練習が始まっていて、フェンスに張り付くように女の子たちが声援を送っている。



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