キミの隣のイケメン君.
瞬side


リツと山崎が一緒に来ているのが、フェンスの向こうに見えた。

あいつら仲良かったっけ?



部活の途中から雨が降って来た。しかも土砂降り

「今日はこれ以上練習無理だな。ジムに移りたいけど予約取れなかったから、今日はこれまで!各自筋トレとかしとけよ。」

キャプテンがそう言ったので、解散になった。

更衣室に入ると、誰かのケータイが鳴っていた。


俺のケータイが鳴っていたから、急いで出るとリツからだった。

「まだ練習だった?」

とても落ち着いたリツの声が聞こえた。

「今終わった。何かあった?」

「今から近くのファミレスに来れない?」

珍しいリツから誘われるなんて

「いいけど。15分ぐらいで行けるから」

そう言いケータイを切った。



「今からデート?」

光樹が着替えがら聞いてきた。

「リツからだった。」

リツの名前を出すと光樹が反応した。

「もしかして告白だったりして」

そんなわけない…はず?

「よくわからんけど、行ってくる。」




ファミレスに行くとリツと山崎がいた。

「お前らいつの間に仲良くなったんだ?」

座る前に2人にそう言って声をかけた。

「昨日だよ。早く座ってよ」

リツに促されたけど…どっち側に座ろう…

今、リツと山崎が向かいあうように座っている。

「何してるの?」

不思議そうに山崎に言われる。

俺が座るのをためらっていると、リツが立ちあがって山崎の隣に座った。

「リツ、ありがと」

礼を言って、今までリツが座ってた方に座った。



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