キミの隣のイケメン君.
腹が減ってたから、コーヒーとケーキを注文した。リツたちはすでに注文を済ませていた。
「相変わらず、甘党。」
リツが俺の行動を見ながらそう呟いた。
コーヒーにシュガー2本入れてるだけなんだけど…
「いいだろ?コーヒーは甘い方が好きなの。要件は何だよ?」
「まだ女性恐怖症治ってないんだね?」
コーヒーを飲もうとしたけど、手を止めてカップを置いた。
「少しは治った」
母さんとか葵とか優奈とか親しい人なら大丈夫。あと握手とかは大丈夫。
「このままでいいの?彼女とかこれからいろんな人と接するんだよ!もう少し治さないと」
「リツには関係ないだろ?」
リツを少し睨んでそう言った。
リツは唇を噛んで、俺を睨み返してきた。
「そうかもしれない…けど!自分のこともっとよく考えてよ」
パンっー
リツが身を乗り出して俺の頬を叩いた。
「リツちゃん!?」
山崎がびっくりしていた。正直俺も驚いている。
リツから叩かれると思っていなかった。
「目、覚めた?葵ちゃんやおばさんも心配してるんだよ」
目を潤ませながら言われる。
「いつ母さんとかに言われた?」
「卒業式の日、偶然会ったの。」
母さんたち来てたから、会う可能性は十分ある。
「わかった。」
冷静になって考えたら、このままだったらよくない。それは十分理解しているつもりだったのに。