キミの隣のイケメン君.

葵たちが言ってた通り、ソフトクリームはかなりおいしかった。

羊を追いかけたり、牛の乳しぼりを体験したり、チーズ作ったりいろいろ体験して、2,3時間遊んで温泉に向かった。



「おまちしておりました。」

女将さんらしい着物をきちんとした50歳だいぐらいの人に出迎えてくれた。

「今日は夕方までお世話になります。」

優奈が女将さんにあいさつをした。

「お部屋に昼食をご用意しています。」

部屋に通された。

大き目な机の上に人数分の昼食が置かれていた。

「すごいな…」

毎回こいつらと旅行にくると必ず驚かされる。

その度にこいつら本当にお嬢様とお坊ちゃまなんだって思う。

「早く食べよう!お腹ぺこぺこ。」

葵がみんなを促した。


わいわいと食べていると

山崎はGW何してるんだろう?っと思った。

俺が気持ちに気づいて告白しとけば、ここに連れてこれたかな?


「食べ終わったら、温泉行こうよ!」

優奈が葵を誘った。

「うん!行こう!温泉、久しぶりだよ」



やっぱり育ち盛りの食べざかりだから、ぺろりと全部たえらげた。

「俺、先に温泉行ってくる。」

立ちあがって、置かれてるタオルを持って部屋を出た。

「お兄ちゃん早い!」

ドアを閉める時葵の声が聞こえた気がした。




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