キミの隣のイケメン君.
「腕痛いよ!」
ピタリと動きを止めて、腕を放してくれた。
「悪い。」
「いきなりどうしたの?」
まだ飲み物残ってたのに…
「だって久しぶりにあったから2人っきりになりたくて…」
もしかして照れてる?
「なんだよ?」
思いっきり顔を覗き込んでいた。
「なんでもない。」
やっぱり照れてた。
「踊り場にベンチが会ったよな。そこにいこう」
今度は手を繋いで歩いた。
手暖かい…
「何ニヤついてるんだよ?」
また顔に出てた!?
「別に!」
ベンチに座っても、まだ手を繋いでいた。
「テストどうだった?」
意外にも勉強できるんだろうな
「簡単だった。ちなみに言うけど、俺中学生の時トップの常連だったよ。」
「頭いいんだ!サッカー馬鹿かと思ってた」
「サッカー馬鹿?」
ちょっと不機嫌な顔をしている。
「ごめん!ごめん!」
たぶん顔は笑ってるだろう。
「杏は面食いだろ?」
「はぁ!?何いってるの?」
彼女に向かって面食い!?って今あたしのこと…
「佐原くん今あたしのこと杏って呼んだ?」
「呼んだよ。杏、俺のこと瞬って呼んでみて?」
瞬…なんか特別な感じ…
名前呼ぶだけなのに照れる…
「読んでくれたら、いい物あげる」
いい物?なんだろう?
佐原くんが急かしてくる。
「瞬…」