君となら墜ちてもいいよ?
―――今日は、教職員の採用試験に合格した日。


お祝いとして、拓海がバイトしたお金でアクセサリーを買ってくれるらしい。


「これは?これがキラキラしてて、透き通っていて綺麗だよ」


拓海はショーケースに張り付いて、辺りを見回していた私に手招きする。


どうやら、お気に入りを見つけたみたいだった。


「アクアマリンかぁ…。タク、実はコレ、私の誕生石なんだよ」


「へぇ…、じゃあ、尚更、これが良い。すみません、コレにします」


偶然にも気に入ったのは、私の誕生石のピアス。


そういえば、お互いの誕生日は知ってても、拓海は男の子だし、誕生石には詳しくないよね。


偶然だとしても、ちょっぴり運命かも?…なんて、期待しちゃったり。


学校での縁から、私と拓海は外で会うようになった。


外で会う回数を重ねる度に、どんどん惹かれていって、付き合うまでの仲に…。


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