涙が愛しさに変わるまで
居酒屋についたから、あたしは子供みたいに指をさして笑った。
そうしたら、今井さんも笑顔だったから少し嬉しくなった。
「いらっしゃいませー!」
ガラガラとドアを開けると、また威勢のいい声が店内に響いた。
………あれー?
あたしはお店の中をキョロキョロと見渡した。
「どうした?」
「ううん!なんでもないです!」
あの男の子……今日は休みなのかな?
あたしは男の子を探してみたけど、今日はいなかった。
「ま、とりあえず!乾杯ーっ♪」
「乾杯!」
ビールを頼んで、とりあえず乾杯をした。