涙が愛しさに変わるまで


「うまー!んで、なにが美味しいの?この居酒屋!」


「えっと……あ、焼き鳥です!」



あたしがビールジョッキを持ったまま言うと、今井さんは満面の笑みを見せた。


そして店員さんを呼んで、焼き鳥を注目してくれた。


「ここならみんなも喜ぶ!よく見つけたな!バカのくせに偉いじゃん♪」



「……っからかわないでください!」



あたしがムキになって言ったからか、今井さんはクスクス笑ってた。



「本当、真依といるとあきねーな!」



両腕を机にのせてニッコニコであたしを見る。



あたしは恥ずかしいのを隠すようにビールを飲んだ



……調子狂うなぁ



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