涙が愛しさに変わるまで
あたしは椅子に座りなおして、また仕事を始めた。
「余計なお世話です!もう、戻ってくだ……」
あたしが話してる途中で、今井さんはあたしの向かい側の椅子に座った。
そしてコンピューターを開き、あたしの書類を何枚か奪った。
「ちょっ!いいですよ!」
あたしが書類を奪い返そうと思ったら、ひょいとかわされてしまった。
「俺が手伝いたいだけだからって言ってもダメ?」
「うっ……」
そんなふうに言われたら……断れないよ。
あたしは書類に伸ばしていた手を戻した。
「……じゃあ、お願いします」