宝石よりも


七海は救急車で運ばれ、治療を受けた。


車に跳ねられた七海は打ち所が悪かったらしく、重体だった。



何日経っても目を覚まさない七海。




もう十分治療は受けたはずなのに。

どうして七海は目を開けてくれないんだろう。



毎日毎日、七海の病室に通いつめた。



それは直樹も同じ。



目を覚まさない七海の顔を眺めては、悲しさを抱えて帰っていく毎日だった。


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