たとえばこんなスクールライフ
初等部から大学まである、エスカレーター方式でもある学園。

とてつもなく広い全ての校舎は、広大な学園都市内の路面電車で行き来が可能。

魔法学、一般教養、体術、剣術、射撃、戦略、調理、法学、演劇、工学、医学など、およそ学問と呼べるものは全てここで学ぶ事ができ、科目は選択式なのだそうです。

在籍しているのは人間、エルフ、ドワーフ、獣人など様々で、国籍、種族問わず。

卒業者は各方面のエリートとして職業に携わっているらしいです。

自由な校風に似合わず、レベルの高い学校みたいです。

生まれてこの方、教育らしい教育なんて受けた事のない私に、こんな学園での生活が務まるのかどうか…。

そんな私の不安を知ってか知らずか。

「さ、ついたよ」

下平さんは天空宮学園事務局の前に、車を横付けしました。

「話はもう理事長につけてあるから。君はこの書類を持って行くだけでいい」

「……」

とても、不安です。

緊張で頬が硬くなり、心臓は早鐘のように鳴り続けています。

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