病んでいても愛したい。


カチャリとなる手錠。
手錠つけたまま寝るだなんて自分の神経の図太さを知る。


「任意だよ、神楽がずっと一緒にいられるようにって。神楽の記憶は共有してんじゃないの?」


「んな毎日はっきりなわけじゃねえから。びびった。今日仕事入ってから、俺出る気でいたんだけどさ。

監禁じゃんか。手錠の鍵どこだ?外すから」


「外さなくていいよ……って言いたいけど、シャワー浴びたい。外してほしい。神楽来るまでまたつけるから」


「だからそれがどこか聞いてんの。聞いてたか?鍵どこだ、まさか飲み込んだりしてねえよなあいつ」


「あり得るね。見てないけど。私も知らないな、寝ている時につけられたみたいだから。服のポケットとかは?」


ポケットに早速手を突っ込むも、なかったようだ。神楽が次はデスクトップの引き出しを全部開ける。


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