霊務
【ヤツらとの戦い!ー25】

「う………ぐ、く…」





窓ガラスの破片の中で
ネクロがうずくまって
いる。





どうやら結構な
ダメージを与えたらしい





「君、大丈夫?!
ごめんね、
初めて使う能力だから
加減が難しくて…」





嘘つけ……

初めてであんな凄い
衝撃波が出せるか…


本当は僕と同じ
レベル10なのに、
レベル7と言って
油断させおって…

愚民があああぁぁ…





ネクロはそう思い、
礼子を睨みつけた。





「本当にごめんね!
そんなに鋭い目で
お菓子見なくていいから
!!
ちゃんとあげるよ

はい、アーン!」





さすがに悪いと思った
礼子は、
ネクロに自慢のお菓子を
食べさせてあげた!





「うぎゃああああああああ!!!!!!!」









激マズ。





ネクロは喉を抑え、
苦しみのあまり
そのまま蒸発して
しまった…





(おのれ…
覚えておれ…)





そんな相手に、
礼子は目をパチクリ





「あラ?
天にも上る美味しさ?
私、将来料理先生になろ!」





アンタに将来はない。





霊と言うことを
時たま忘れる礼子は、
大喜びで飛び跳ねる。





その間にも、
サキの部下達は
ネクロに操られていた
能力が解け、
平常心を取り戻していた





「……あ、兄貴?

おい!みんな兄貴だぞ!
兄貴は無事だ!!」





さっきまで襲っておいて
部下達は歓喜に
満ち溢れている。





そう…
部下達は知っていた。





音楽室のネクロが
B棟三人の霊のリーダー
だと言うことを。





そのリーダーを倒せば、
あと1人くらい簡単だ!





残る敵は化学室の霊
1人!!!
< 134 / 264 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop