霊務
鼠ど死 日記
【礼子とオッサンー1】


「みんな!久しぶり!
礼子だよ!」








「え……ちょ……
礼子君…
この前あとがき終わった
のに、
なんでまた…?」








「あ~~なんかね
作者がこれからの
小説の状況とか、
ちょくちょく宣伝
したいんだって。

そこで私達が抜擢されて
みんなに伝えろって」








「なっ…!!
霊務も昨日仕事納め
したのに、
今度はこっちの仕事!?」








「あ、
それと自分の状況とか
ちょくちょく
書き残したいみたい。
ちょっとしたエッセイ?」








「そんなん
自分で勝手に
日記にでも書けよ!!」








「オッサン落ち着いて
仕事なんだからさ。
また、奥さんに
逃げられるよ?」








「なっ……
全国放送でそんなガセ
言わないでよ礼子君!
みんな勘違いしちゃう
でしょ!」








「きゃはは!
とにかく私達で
頑張らなきゃ!
また
みんなに会えるね★」








「にしても
年末年始も仕事なんて。

作者め…」








「本当バカ作者よね~
ああ、頭悪いったら
ありゃしない。

そんなんだから
いつまで経っても
ネギ臭いのよ」









「礼子君言い過ぎ」
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