【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
しょうがないな……
私は先輩の拳を右手でパシッと受け止めた。
先輩は目を見開き、
「なっ何なんだ…お前ら…」
驚いたようにそう言った。
私は左手で拳を作り、素早く先輩の鳩尾にドカッとパンチを入れた。
「ぐっ!!…げほっ…」
これで全滅?
倒れた3人の先輩に向かって、
「ばぁ〜かっ!べーっだ!!」
羅々が、あっかんべーしながら暴言を吐く。
…いつのまにか、いつもの羅々に戻っていたみたい。
「手当…して貰って下さいね?」
一応私は、さりげなく心配の言葉を掛け、その場から立ち去った。