心から好きと言って【完】



将の近くにいた私。




将に押された。




「危ねーんだよ!それ以上ケガすんじゃねぇ!!」




・・・・。




将・・・・・。




ほんとに・・・最近・・・優しいよね・・・・。




私・・・将好きだよ・・・・。




刃物を振り回す康太。




私は息を大きく吸い込んだ。




「康太っっ!!!!」




大声で康太に叫んだ。




そうしたら、康太は私のほうを向いた。




将も私のほうを向く。




「・・・何・・・?・・・留果・・・?・・・・・・もう少し待っててね・・・?」




康太は私に言う。




私は康太に向かって歩く。




将は驚いている様子。




「ばか!危ねーから近づくな!!!」



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