溺愛結婚!?~7つの甘いレッスン~
「…好きなのに…」
泣きながら小さくつぶやく声が何度か続いて。
これ以上どうすればいいんだろうとため息が出そうになる。
雪美が俺をここまで好きな理由がわからなくて困ってしまう…。
確かに職場の同僚の女の中では親しいし気も合う。
同期っていう絆の中では距離的にも近い付き合いをしてきたけれど、特に女として、恋愛まじりの接し方をした事はなかったんだけど…。
透子の存在は、必要以上に公にしていたしな…。
「雪美だって…わかってるんだよな。
もう、濠を手に入れるなんてできないってさ。
な?」
何も言えずにいる俺に代わるかのように尚志が口を開いた。
軽い口調で笑いながら…。
「自分が間違ってたって認めたくないもんな」
雪美を傷つけないようにゆっくりと諭す尚志に、何を言われてるのかわかってるのか、驚く様子もなく見つめ返す雪美。
二人の間には何か同じ温度。
涙目の雪美は悔しそうに唇を噛み締めると、小さく息を吐いた。
「だって…入社してからずっとだもん…。
その長い時間を無駄な時間だったって認めたくなかったから…」
「8年だもんな」
「ん…」
尚志と雪美にはわかり合う何か。
目の前で聞いていてもよく理解できない…。
ただ俺にも関係している事だとはわかるけど…。
「自分が大切にしていた事がそれほど大切じゃなかったって受け入れるのは…かなりパワーがいるから。雪美は今葛藤中だよな」
軽くなんでもないような言葉に、重さを感じるのは何故だろう…。尚志から目が離せない。
泣きながら小さくつぶやく声が何度か続いて。
これ以上どうすればいいんだろうとため息が出そうになる。
雪美が俺をここまで好きな理由がわからなくて困ってしまう…。
確かに職場の同僚の女の中では親しいし気も合う。
同期っていう絆の中では距離的にも近い付き合いをしてきたけれど、特に女として、恋愛まじりの接し方をした事はなかったんだけど…。
透子の存在は、必要以上に公にしていたしな…。
「雪美だって…わかってるんだよな。
もう、濠を手に入れるなんてできないってさ。
な?」
何も言えずにいる俺に代わるかのように尚志が口を開いた。
軽い口調で笑いながら…。
「自分が間違ってたって認めたくないもんな」
雪美を傷つけないようにゆっくりと諭す尚志に、何を言われてるのかわかってるのか、驚く様子もなく見つめ返す雪美。
二人の間には何か同じ温度。
涙目の雪美は悔しそうに唇を噛み締めると、小さく息を吐いた。
「だって…入社してからずっとだもん…。
その長い時間を無駄な時間だったって認めたくなかったから…」
「8年だもんな」
「ん…」
尚志と雪美にはわかり合う何か。
目の前で聞いていてもよく理解できない…。
ただ俺にも関係している事だとはわかるけど…。
「自分が大切にしていた事がそれほど大切じゃなかったって受け入れるのは…かなりパワーがいるから。雪美は今葛藤中だよな」
軽くなんでもないような言葉に、重さを感じるのは何故だろう…。尚志から目が離せない。