溺愛結婚!?~7つの甘いレッスン~
「ちょっと妬けるよな」
「ん…?」
ベッドに腰掛けた濠がぼそっとつぶやいた。
まだ濡れてる髪をタオルで拭きながら苦笑してる様子に、相変わらずドキドキしたりする。
結婚しても、やっぱりまだまだ恋してる自分に照れたりもする…。
「妬くって…何に?」
赤いに違いない顔をごまかすように聞くと、壁のスーツを見遣りながら。
「どう見ても、透子に似合うだろ。そのスーツ。明日の授賞式で目立つの間違いない」
「…やっぱり目立つかな…。私も気になるんだけど…。もう少し地味な色がいいかな。でもせっかく有二パパが用意してくれたから着たいんだけど」
「いいんじゃないか?
毎年見てるけど、明るい色が多いし。めでたい事なんだし似合うだろうし気にするな。
俺が選んでないってのが悔しいけど」
ははっと笑いながらも、どこか機嫌の良くない表情の濠。
たまに見せられるそんな様子だけど、今は思いあたる事はないんだけどな…。
とりあえず、マスコミからの取材は一通りこなして、私の結婚については落ち着いてきたし。
一度だけ濠も一緒に取材に応じてくれて、私の結婚の話題よりも、違う話題に注目は移って…。
それは、私には大きく関係するけれど、濠の生活にはそれほど影響はない。
…はずだけど、どことなくふて腐れた感のある濠に違和感を感じてしまう。
「…どうかしたの?
何か気になる?」
「ん…、いや、何でもない。俺、変か?」
「何だか…機嫌悪いかなって…」
少しだけ思いきって聞いてみると、濠はくすっと笑って大きく息を吐いた。
怒ってるようには見えないけど決して雰囲気がいい訳でもなさそう。
「だから妬いてるんだって…。透子の周りに」
「妬くって…?」
さっきから妬いてるとか言ってる意味がわからない。
瞳の暗さは冗談には思えないし軽くもない。
私にはいつも強くて迷いのない態度で接してくるのに、どうしてなのか今晩は子供のように口元を歪めている。
そんな濠も新鮮でいいけど…。
理由がわからなくて戸惑ってしまう。
「ん…?」
ベッドに腰掛けた濠がぼそっとつぶやいた。
まだ濡れてる髪をタオルで拭きながら苦笑してる様子に、相変わらずドキドキしたりする。
結婚しても、やっぱりまだまだ恋してる自分に照れたりもする…。
「妬くって…何に?」
赤いに違いない顔をごまかすように聞くと、壁のスーツを見遣りながら。
「どう見ても、透子に似合うだろ。そのスーツ。明日の授賞式で目立つの間違いない」
「…やっぱり目立つかな…。私も気になるんだけど…。もう少し地味な色がいいかな。でもせっかく有二パパが用意してくれたから着たいんだけど」
「いいんじゃないか?
毎年見てるけど、明るい色が多いし。めでたい事なんだし似合うだろうし気にするな。
俺が選んでないってのが悔しいけど」
ははっと笑いながらも、どこか機嫌の良くない表情の濠。
たまに見せられるそんな様子だけど、今は思いあたる事はないんだけどな…。
とりあえず、マスコミからの取材は一通りこなして、私の結婚については落ち着いてきたし。
一度だけ濠も一緒に取材に応じてくれて、私の結婚の話題よりも、違う話題に注目は移って…。
それは、私には大きく関係するけれど、濠の生活にはそれほど影響はない。
…はずだけど、どことなくふて腐れた感のある濠に違和感を感じてしまう。
「…どうかしたの?
何か気になる?」
「ん…、いや、何でもない。俺、変か?」
「何だか…機嫌悪いかなって…」
少しだけ思いきって聞いてみると、濠はくすっと笑って大きく息を吐いた。
怒ってるようには見えないけど決して雰囲気がいい訳でもなさそう。
「だから妬いてるんだって…。透子の周りに」
「妬くって…?」
さっきから妬いてるとか言ってる意味がわからない。
瞳の暗さは冗談には思えないし軽くもない。
私にはいつも強くて迷いのない態度で接してくるのに、どうしてなのか今晩は子供のように口元を歪めている。
そんな濠も新鮮でいいけど…。
理由がわからなくて戸惑ってしまう。