キミとの恋の課外授業
「…里沙、里沙?大丈夫か?」
省にぃの声で我に返った。
「へっ?あっ…大丈夫」
省にぃの顔を見上げて言うと「そっかぁ」とニカッと笑った。
なんだか…その笑顔にキュンとしたのは…きっと、あたしの勘違い。だよね?
「アンタ、誰?関係ねぇだろ?」
喧嘩をふっかけるように省にぃに突っかかってくる金髪鼻ピアス男。
「あん?お前こそ関係ねぇだろ?コイツに触んなよ」
そう言った省にぃの顔は、見た事のない怖い顔だったけど
あたしの背中に回された腕が優しかったから。
不思議と、怖くなかったんだ。