先輩王子のちょっと危険な甘い罠
先生にツッコミを入れられるハズもなく、私は小さな声で答えた


「恋…です…」


「いいわねぇ…若いって!」


「いえ…」


「好きな男子がいるの?」


私はツバを飲み込んだ


まさか名前は聞かないよね?


「ハ、ハイ…まぁ…」


「見てるだけ?それとも話したりはしてるの?」


「話したりは…してます」


「相手の気持ちが気になってる?それとも、もう付き合ってるのかしら?」


私は無意識に、布団の上に置いた指を握ったり折り曲げたりしていた





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