海の果てに-君は海賊-
ごめんなさい…?
リ「…え?え?」
お婆ちゃんから紡がれた謝罪の言葉。その言葉の真意は一体なんなのだろうか。
リ「あの…それは何に対してですか?」
生憎、あたしはオブラートにくるむなんてそんな器用なことはできない。自分が思っていたことをストレートにそのまま告げた。
オ「…リウさんの気持ちを無視して、話しすぎたと思ったの。…リウさんの気持ちを全てわかっているかのように、事実を告げて…リウさんの気持ちを考えていなかった」
…その言葉を聞いて、あたしは頭を下げているお婆ちゃんの頭をゆっくりと上げる。
リ「…それは、あたしが望んだことです。…有り難う御座いました」
今度は、あたしが深々と頭を下げた。
オ「リウさん…ミツさんを探してあげて」
そんなお婆ちゃんの言葉は聞こえないふり。
見送るお婆ちゃんに精一杯、手を振りながら島を後にした。