海の果てに-君は海賊-



それから、間もなくしてこんなあたしを引き取ってくれたおばさん。でも“繋がり”がない。少なからずそれにあたしは遠慮してしまって肩身が狭い思いをしていた。



…あたしは1人だった。



『お母さん…』



お母さんも今。この空を眺めているのかな。あたしと…同じ景色を目にしてたりするのかな。



………



『ごめ、…なさい』



嫌いなんていって…ごめんなさい



憎いなんて思って…ごめんなさい。



『本当は…大好き。ずっと、会いたかった…』



けれど、あたしは…合わせる顔がないよ。



ねぇ…おばあちゃん。
おばあちゃんが言ったことが真実ならあたしはなんて親不孝な娘なんだろうね。



こんなあたしが…娘を名乗っていていいのかな







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