闇の中で踊る紳士は猫
2





父は



なぜ母を選んだのか





知りたくないけど






よく考える







「こんばんは。」




なに




ねこ




しゃべ




「前を失礼致します。」




音をたてず




ベランダの柵の上を歩く猫



頭にはサイズの合わないシルクハット




なにより







しゃべった







.
< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ふわふわカノジョ
季雨/著

総文字数/2,048

恋愛(その他)6ページ

表紙を見る
部屋替屋
季雨/著

総文字数/5,440

ファンタジー18ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop