どこかで誰かが…
学校では、バスケ部メンバーと一緒にいる佳菜子。

その様子を見て、清瀬はゆっこにたずねた。


「なぁ、堀口って、望月となんかあんの?」

「…なんで?」

「いや、そんな空気が…」

「周りが勝手に、くっつけようとしてるだけ。」

「おまえもソレに一枚かんでんのか?」

「…気になる?」

「なら、止めたほうが良いよ。」

「!なんで?」

「…」

「望月じゃ相手に不足?」

「…もしかしたら、まだサワと続いてるかも知んないから…」

「またまた〜」

「…」

「うそでしょ?」

「マンションに入ってくとこ見た。」

「…それは…」

「つきあってるのかは知らないけど…なんらかで会ってるってことだよ。」

「…行ってくる。」

「止めとけって!」

「だって…」

「言ってこないってことは、知られたくないんだよ。…ってことは…」

「…なんか…ショック…」

「…」

「ねぇ、大沢くんに呼び出されてんのかなぁ?都合のいー女的なさぁ」

「そんなヤツじゃないよ!」

「…それって、どっちが?」

「どっちも…友達だから…」

「でも、二人は親密みたいだね…仲間外れにされた気分なんじゃないの?」

「…全然。」

< 177 / 433 >

この作品をシェア

pagetop