幼なじみ君と  幼なじみちゃん♪



「嘘、だろ…?」



磨梛抖の声は震えてて悲しいような辛いようなそんな顔をしてた…



「あは、磨梛抖ぉ?どうかしたのぉ?
あっ、慄梛ちゃん?」

「はい…?」

「今日は磨梛抖がお世話になりました♡」


と、魚糠さんは磨梛抖の腕に自分の腕を絡めて勝ち誇ったような嬉しそうな顔で笑った…



「アンタね!いい加減にしなさいよ!
まだ懲りてなかったのね?ノコノコと家まで来て慄梛と磨梛抖くんを苦しめて何がしたいの?」

「やだぁ、瑞梨ちゃん何を言ってるのぉ?」



怒っている瑞梨をよそに魚糠さんはさっきの
笑顔を崩さずまた笑った


「とぼけるの?」

「やだぁ~、すごぉく怖いよぉ~」



磨梛抖にしがみついて魚糠さんはわたしに目を向けた…



「慄梛ちゃん、明日から綵が一緒に登校するからお邪魔はしないでね?」

「勝手に決めんな!!」

「うるさいなぁ~綵が慄梛ちゃんに聞いてるんだからぁ邪魔しないでよぉ」



磨梛抖は絡まれてる腕から逃れようと必死…
目は否定しろって強い眼差しを向けてる…けど



「で?慄梛ちゃんお返事は?」

「ふざけんな!!りつ「聞くまでもないよ、明日からは俺と毎日行くんだからね、ククッ…」

「そっかぁ、それなら良かったぁ~
あっ、もうそろそろ綵は帰ろかなぁ?
磨梛抖ぉ、送っていってくれない?」



と、わたしたちの話しを聞かずに魚糠さんも
間伐 撻も勝手に話しを進めていった…





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