幼なじみ君と  幼なじみちゃん♪



出された教科書を黙って鞄にまたしまい込むと



「ねぇ~?聞こえてないのぉかなぁ?」

「なぁ?もう止めろや」



男の人の声が教室中に響き慌てて教室のドアを見ると賢くんが凄い顔つきで立っていた…



「ちょっと、ここは女子校よ!!
なんで男子がいるのよ」

「あ~ぁ、うっせぇーな瑞梨と慄梛ちゃんを
迎えに来たんだよ
瑞梨の言ってた通りだったよ
あと、伝言な“あんま、調子に乗んなよ、迎え無理”って伝言だったかな?」



賢くんはそう魚糠さんに伝えると

“瑞梨、先生んとこに行ってるから先に外に行こうか”

と、わたしの荷物を持って教室を賢くんは出て行ってしまい、放心状態の魚糠さんを残し慌てて、そのあとをついて行った…




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