幼なじみ君と 幼なじみちゃん♪
そして、気を取り直して一階から三階の全ての
トイレを探したけど、手がかり一つ見つからなかった…
「本館のトイレを探すか…」
本館のトイレは一階から五階まである…
探し始めて五階の1番奥のトイレから
廊下から階段が水浸しでトイレの個室の床は
大量の水が残っていた…
「まさか…慄梛ここに居た…?」
「だったら、早く水のあとを辿れば!!」
水のあとを辿って行くと立入禁止の鎖がかけられてる階段に辿り着いた
「もしかして…、屋上にいるの…?」
若干声が震えながら相沢が呟く
「とにかく、行こう…」
階段を上り屋上の扉を開けようと手を延ばそうとした瞬間…
「ゃ…やめて!!」
はっきりと慄梛の声が聞こえた…
「慄梛の声…だった…よな…?」
一応確認してみる…
「慄梛の声だった」
「確かに慄梛ちゃんの声だよ」
賢も相沢も頷く
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