超モテ子の秘密


あの日から数日があっという間に過ぎ去った。


お葬式は私と将太とおじさんとおばさんだけで行った。

お父さんの身内はいないし、お母さんは実家と縁を切った状態だから私達は行ったこともないし連絡先も分からなくて、4人だけで両親をおくった。


でも、私はお葬式をしてもまだ両親が死んだということが信じられなかった。



今私はリビングの隅に小さくなって座っている。


まわりを見渡せば今でも目に浮かぶ。

キッチンでリズムよく包丁の音を響かせ料理をするお母さんと…、

リビングの椅子に座ってくつろぎ、みんなに「週末どこか遊びに行こう!」って笑顔で言うお父さんが…。



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