超モテ子の秘密
私も思わず空を見て、まったりしてしまった。
あっ、私用があったんじゃん!!
「そうだ!!
和也君、昨日、待っててって言ったのに帰ったでしょ!」
私は和也君を指さして言った。
「…すみません。
でも、お礼なんて本当にいいですよ!」
和也君は首を横に振り、断固として断ってくる。
「でも、2回も助けてくれたのに…、何かお礼させて。」
「ホントにいいっすよ!」
「先輩が言ってるんだから、ね。」
私は押しきった。
先輩として、後輩に助けられっぱなしじゃねぇ。
「…じゃあ、分かりました。」