幕末〓冷血の鬼
「恋花、起きたか?」


私が起きたのを確認しに来たのか土方さんは、ゆっくりと部屋に入ってきた。


「土方さん………ですよね?」


「何言ってやがる?俺に決まっているだろ?」


土方さんはそう言って眉にシワを寄せた。

「だって格好が…。」


私が言いたい事がわかったのは土方さんは納得した顔で答えてくれた。


「ああ、この格好か。これからは、この格好の方が有利に戦ができると思ってな。似合ってねえか?」


「いえ!!とてもお似合いです!」


土方さんくらいの美形の人が似合わない服なんてあるのだろうか?


私が慌て答えると土方さんは、フッと笑った。
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