幕末〓冷血の鬼
「島田にも頼むつもりだが1人では無理だからな。」


「やります。」


私が、すぐにそう言うと土方さんは驚いた顔をした。


「良いのか?戦場に行くのは危険な事なんだぞ。覚悟は出来てるな?」


「はい。」


確かに、戦場では沢山の血を見るし自分の命も危険になる。


けど私は、そんな恐怖より新選組の隊士達の役に立てるという喜びの方が大きかった。


「すまねえな。お前にこんなこと頼んじまって。」


「謝らないでください。私は皆の役に立てるなら戦場にだって喜んで行きます。」


「戦場に喜んで行く馬鹿なんていねえだろ?」


土方さんは、呆れた顔で私に言った。
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