幕末〓冷血の鬼
「でもお前の気持ちはわかった。ありがとうな。だがもし戦の時、危険な常態にあったらお前はすぐに逃げろ。」


「嫌です。」


「は?」


「嫌です。皆さんを置いて逃げるなんて!それに土方さんが守ってくれるのでしょ?」


「だけどな…負けたら俺にもどうにも出来ねえ。」


「土方さんらしくありません!!」


土方さんは私がいきなり怒鳴ったのに驚いたのか目をパチパチしている。


「弱気な土方さんなんて土方さんらしくありません。土方さんは常に勝つことしか考えいないですよね。負けるなんて悲しいこと言わないで下さい。」


私がそう言うと土方さんはフッと笑い私の体を包み込んだ。
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